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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第6章 リレー










8月31日(土)










今日は穂波ん家でBBQ。
去年は合宿と被って行けなかったけど、近くの神社付近で夏祭りもある。








穂波はバレー部に声をかけてたけど、
よくわかんないけど今年は遠慮する、ってリエーフ以外みんな口を揃えてその一点張りで、誰も来ない。

…あ、クロは普通にくる。

おれが声かけなくても、ツトムくんとか周平が声をかけて来るのが決まってた。







「けーんまクン、あーそびーましょっ」







今日明日とも部活はオフで、
いつでも来て良いよって言われてるから昼食べて、
夕方前くらいまでにぼちぼち行こうと思ってたんだけど。







冷房つけてて窓閉めてるのに大きな声が聞こえる。
…近所迷惑。







窓から顔出してもいいけど暑いし、どうせ玄関まで行かないといけないし。
最初から玄関行くか…








「お!研磨!ひっさしぶり〜」






クロの隣には周平。






「…ん。 なに?」






一緒に行くとか、約束、してないし。







「え!」

「あそぼーぜー」

「…あがってくの?」

「もち!」

「…ん、どーぞ」

「おじゃましまーす」








麦茶持って部屋に行って。
おれはゲーム。
クロと周平は夏の間のこととかを喋ってる。







「そ!仙台行ってきたんだよ、こっちに比べて涼しいし、住みやすそうな街だよな」

「仙台ね〜 飯もなかなか旨いよな」

「それそれ!海もあるし」

「鉄朗、海好きなの?全然行ってる感じしねーけど」

「…去年まで部活の毎日だったからな。 …って今年も行ってねーわ」

「海も雪山も習慣づいてねーと、きっかけが必要だもんなー」

「それそれ、彼女とかな。 まぁ別に男だけで行っても良いんだけどさ。研磨は?」

「…なに?」

「海、行けた?」

「行ってない。今年の夏休みほぼこっちいなかったし、穂波。それに…」

「研磨はまだ普通に部活だろ? 行けねーよなー」

「…地球とエッチすんのは、海じゃなくてもできるっぽいけどな?笑」

「ぶはっ! あれ俺も読んだんだけど! 結構バズってたよな」

「な、人違い?とかも思ったけど、場所と時がばっちりハマってたからな〜w」











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