第8章 宣言
-二宮side-
しばらく翔さんと萌歌を抱きしめていた...
涙も収まり落ち着いてきたみたいだ...
「腕気を付けながらお風呂入って来れますか?」
萌「うん」
松「じゃあ昨日みたいに服...これね?入っておいで」
Jがそう言うとトボトボと歩きながら萌歌が風呂場に向かった
櫻「さて...どうする?」
大「明日あいつらのことやるに決まってるじゃん」
松「でも,痛めつけるだけだとまたやりそうじゃない? 萌歌俺らと一緒にいる時間これから増えそうだし」
相「う〜ん どうにして守らないとだよね」
「提案なんですけど萌歌を嵐に入れませんか?」
相「えっ!? いいの!?」
櫻「それが最善の策だよなぁ〜 これから高校,大学合わせて約7年 下手したらもっと俺らと行動を共にすることが多いかもだし」
「嵐として色々やる可能性高そうですしね」
松「じゃあサプライズしちゃう?」
大「明日1年校舎でってこと?」
「はいそうなりますね 決定権はもちろん大野さんにあります どうします?」
私が尋ねると大野さんは片側の口角を上げてニヤリと笑った
大「決まってんじゃん」
「決まりですね」
萌「何がですか?」
相「萌歌!! あのねあのね? 痛っ」
櫻「相葉くん黙ろうねぇ」
サプライズって言葉聞いてなかったんですかね,この人...本当に..
「相ばか」
相「えっ なんでぇ〜」
萌「ふふっ 相ばかってなんですか?」
「相葉さんの正式名称です」
相「何適当なこと言ってんの!」
萌「ふふっ面白いですね 笑」
「ま〜た敬語になってますよ」
萌「あっ...」
「何回目です? この下り ふふっ」
櫻「やっぱ風呂上がりやばいね智くん」ボソッ
大「だね」ボソッ
松「相変わらずの破壊力...」
萌「ん? なんのこと?」
松「ううん なんでもない 包帯取れちゃったね巻きなおそっか」
萌「うん ごめんねありがと」
「消毒ももう1回ですね」
萌「えっ!? なんで! さっきやったのに..」
「だって取れちゃってるんですもん」
また涙目になってる...
かわいい..
あんなことがあった訳だし
手を出せないのが生き地獄ですね...
ったく何であいつらなんかに
萌歌の ”ファーストキス” を...(予想ですが...)
大「ニノ..顔怖いよ....?」