第5章 初夜...?
-櫻井side-
「萌歌ちゃん ..ごめん触るよ?」
そう声かけてから萌歌ちゃんの膝裏と背中に手を回し抱え上げる
萌「え? ちょ櫻井先...輩?」
突然のことで頭の処理が追いついていないであろう
萌歌ちゃんがとても可愛いそれと同時に
さっき少しだけ思った疑問と嫉妬が湧き上がる
ニノ達だけなんだ..
「じっとして? 立てないでしょ? あと俺も翔って呼んでね?」
萌歌ちゃんにはバレてないと思うけど...
俺絶対顔赤いな
そう思っていたら
松「ははっ」
ニ「そんな赤くなりながら言います?」
2人にからかわれた
しょうがないだろこんな事言った事ないしっ
恥ずかしくなった俺はやけになって
「うるせぇよ! ったく 飯作っとけよ!!」
そう言い放ちキッチンを出た
萌「櫻井先輩?」
「翔でしょ?」
萌「翔先輩? どうかしました?」
「なんで疑問形? ふふっ どうもしてないよ? なんで?」
萌「名前で呼んでって急に言われたから...」
「急じゃないよ?」
そう言って智くん達のいる部屋のドアを開ける
大「おかえり..ってどうしたの!?」
相「翔ちゃん抜け駆け?」
「それを言うならニノと松潤に言えよ ったく..座ろっか萌歌ちゃん」
萌「はい ありがとうございます」
相「なんでニノと松潤?」
ニ「良い事したんです ね? もか?」
大「萌歌!? なんでお前呼び捨てっ」
そりゃそうだ唯一ニノが呼び捨てじゃなかったんだから
智くんがプチパニックになっているとき
萌歌はニノの言葉にさっきの行為を思い出したのか
りんごみたいに赤くなってて
松「ふふっ 萌歌? りんごみたいになってるよ?」
ニ「こんな顔が襲ってきた男たちに見られたかもしれないと思うと許せませんね」
松「だよな 本当に許せねぇ」
大「どういうこと? お前ら萌歌ちゃんに何したの?」
大変お怒りなのはわかるけど 智くんはまだパニック状態
「智くん 相葉くん あのね」
ニ「あっ ちょっと!」
松「翔さんっ」
制止する声を聞かずさっきの事を全部話した
案の定2人とも怒った様子で
それを読み取った萌歌ちゃんがまだトロンとした目で私大丈夫ですよ?
なんて言うからみんなその色気にやられて
部屋が静寂に包まれる
そんなこと言われたら言い合いなんて止めるしかないじゃん?