第1章 O→N
「なぁ……いっ、挿れたい……」
ちゅぷっと音を立てて、ニノが口を離した。
『…………マジで挿れんの…?』
「優しくするって」
ニノのTシャツを脱がせ、身体をゆっくりソファーに倒し、膝を曲げて脚を開かせる。
『うぇ……恥ずかしい(笑)』
真っ赤な顔を両手で覆う。
………かわいい。可愛すぎる。
蕾の周りを、指でそろっと撫でる。
『あッ……………!?』
ニノは身体をくねらせた。
「どうなの、これ」
『ん、なんか、あっ……変な感じ…』
「指入れていい?」
『いい…けど…さすがに……汚ねぇか?なんか、適当に、拭いてよ』
「うーん、これしかねぇ、まいっかぁ」
机にあった除菌シートを取った。
シートを人差し指に巻きつけ、そのままちょっと挿れてみた。
『うああッ………!!』
「ゆっくりするから息吐けな」
指が全部入ったところで、身体が慣れるようにそのままじっと待った。