第1章 O→N
ああ、くそぅ。やっぱり可愛い。
いつのまにか俺の塊が、体積を増していた。
よりによってスウェット……
ニノにバレるのも時間の問題だ。
ニノがもたれているから前屈みにもなれない。
『……あんたちょっと勃ってねぇか?(笑)』
ほらバレた。その瞬間、ニノが楽しそうに股間をポンポンと軽く叩いた。
「あぁっ、ちょ、やめろ(笑)」
『これマックスになんじゃないの』
高校生みたいな楽しみ方するニノ。俺も同じテンションを装っているが、理性が危ない。
『さっきよりデカくなった?(笑)』
「お前ほんっとに、さぁ、(笑)」
すると、ニノが笑いながら俺のモノを下から上にスーッと撫でた。
「お前知らねぇぞマジで(笑)」
そう言いながらソファーにニノの身体を倒して寝かせ、覆い被さった。
『えへっ、ちょちょちょ、えっ?(笑)』
間近で、真正面で、ちょっと困りながら笑う可愛い顔を見下ろした。