第1章 小さな店
「あの、リヴァイ兵長」
「なんだ」
部屋の掃除を終え紅茶を飲んでるとエレンが来た。
「外出許可を出したのはペトラさん達だけでしょうか?」
「お前もだ」
「え?」
「お前にも外出許可を与えた。ただし、妙な事はするな。いいな」
「はい!ありがとうございます」
一礼をしてから台所から出て行く時にガッツポーズが見えた。
まだガキだ。
なのに色んな力で抑えられている。
人類の存続もエレンにかかってるようなものだ。
「おいエレン」
「は、はい?」
「…3日間、お前はただの人間だ。まぁ…楽しんでこい」
「はい‼︎」
普段そんな事を言わないから上手く言葉に出来なかったが汲み取ってくれたようで助かる。
明日はどんな風に過ごそうか…。
の店に行く前に…あぁホウキが壊れてたな。
いや、それは帰りでいい。
早めに店に行けば雑貨屋も開いてるか。