皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第54章 夢中になって 【サボ】
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それから、顔を合わせたら何かを言われると思い、なるべく彼と鉢合わせないようにした。会議の最中も視線が痛かったけど、無視。
「え〜?ほんとに?」
幹部A「ほんとほんと!!いや〜、ナツキと話すの楽しいわ!そうだ!後で一緒に食料調達行こうぜ!」
「!…うん!行く!部屋行って着替えてくるね!待ってて!」
幹部A「おう!先に降りて待ってるな!」
「うん!」(よし、急いで着替えないと!)
街に買い出しなんて久しぶりだった。
「!?…」
サボ「随分、楽しそうだな?」
そして、彼と話すのもだいぶ久しぶり。