第54章 夢中になって　【サボ】

｢ねぇ、やめてよ、他の女の子と2人で出かけるの…。｣

サボ｢はぁ？任務の帰りに出かけるぐらいいいだろ？｣

｢任務の日以外も出かけてるじゃん。｣

サボ｢しょうがないだろ？付き合いなんだから。どうしたんだ？最近お前、変だぞ？｣

｢…｣


最近、サボに新しい後輩ができた。女の子で可愛い子。私よりも…全然可愛い子。サボが教育係のため、任務はサボと一緒に行く事ばかり。


｢…別に…2人で出かけてほしくないだけで…他に男の子がいれば…｣

サボ｢そういうの、めんどくさいぞ？やましいことがあるわけじゃないんだし。｣

｢！……そう…だよね…。｣

サボ｢ん。じゃあ、行ってくる。｣