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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第44章 お返しくれなきゃあげないぞ





翌日、試験前最後の練習は終わったので朝練もなくゆっくりと登校する

学校に着いて昇降口に入ろうとするところで後ろから突撃される。何事かと思い振り返るとさつきがニッコリ笑っていた


「おはよ!名前ちゃん!」

『おはようさつき…尾行は楽しかった?』

「え?」


固まるさつきをどうしようかと思っていると後ろから大きく手を振る涼太と、さらに後ろから大輝とテツヤが歩いてくる


「名前っち、桃っちおはようっス!」

「おはようございます」

「おいさつき、置いてくなよって…あ?さつきなんで固まってんだ?」

『尾行は楽しかった?って聞いただけ』

「…気づいてたんスか?」

『むしろなぜあれに気づかないか謎』

「テツ君にも?」

『周りがうるさすぎて普通に気が付くよ、あれは』


そんな会話をしながら教室に行くとなぜか征十郎があたしの席に座り、紫原と緑間とミーティングをしている

なぜか他のメンバーも着いてきて、謎にクラスでバスケ部いつメンでミーティングが始まってしまった


「おはよう名前」

『なんで座ってんだ。そしてなんでみんないるんだ』

「黄瀬に呼ばれたのだよ」

「ったく…もう少し寝れたのにな」


確かにいつもHRギリギリに滑り込むと噂の大輝がこの時間にいるのは珍しい

まったく涼太は何してくれてるんだと、カバンを置いて先ほどから何か言いたそうな彼をみる






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