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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第23章 芸術作品$


ブワッ。

しまった。



白藤が可楽の葉団扇で彼方へ飛ばされる。

その行く手を可楽が追う。



かなり、飛ばされた。


どうしよう。
受け身をとれない。



落下の覚悟を決め、ぎゅっと目をつぶった。

温かい?



「無事か?藤姫殿!」


落下する所だった白藤を煉獄が抱き止めた。


「杏寿郎様!?何故此方に…」



甘露寺様と任務に行かれた筈では……?



「うむ。任務に向かう途中、鴉から里が襲撃されたと聞いて、舞い戻ったところだ。間に合って良かった」

「杏寿郎様、私の近くにいてはなりません。今、鬼が…」

「大丈夫だ。俺たちは鬼を狩るのが仕事だからな」


何か今キュンとした。
やだ、甘露寺様じゃなしに…


「杏寿郎様、来ます!!」

「そんな顔をするな。大丈夫だ、藤姫殿は俺が守る!!」

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