• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第72章 乞い願う、光を求めて


道満を討とうと動いているのは、冨岡、煉獄、不死川の三名。


舞山の近くにいるのが、白藤、竈門、俺。


その他の柱たちは道満を取り囲んでいる。


本来ならば、包囲網として完璧な布陣だろう。


だが、譜面として、あまり安定しているようには見えない。


不確定要素が多すぎる。


力で押し切れる相手であるのかさえも分からない。


何よりこの、拭い切れない漠然とした恐怖。


近くにいる舞山や白藤とは#また別の気配の道満に宇髄は危機感を募らせる。



「あいつは一体……」

「蘆屋道満。陰陽師です」

「陰陽師って……いつの時代の話だ?」

「えーっと、平城京?」

「いくら何でも…有り得ねえだろ……」


/ 1982ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp