第2章 この国の住民とアリス
スノウが作ったお菓子はマドレーヌだった…
材料や作り方が簡単で…
簡単だからこそ、作り手の力量が分かりやすく反映されやすいお菓子だ…
これなら…紅茶に合わせても大丈夫…かな?
お皿に並べて2人の所に戻らないと…
…
…
…
「2人ともお待たせ~」
テーブルの上にお皿を乗せた…
「おお!待っておったぞ!!マドレーヌか…どれ…」
「スノウのマドレーヌ…食べるの久しぶり…」
2人ともおいしそうに食べている…
「どっ…どう?」
「うん!おいしい!」
良かった~
「ところで…スノウは何処に滞在しておるのじゃ?」
あっ忘れてた…
アリスを連れて帰ろうにもゲームが終わらないと帰れないみたいだし…
早く決めないと…
「まだこの国の事を良く知らないので…一周この国を見てから決めようと思っています…」
「わらわの領土が良ければいつでもおいで…」
「帽子屋屋敷にも来てね!スノウ!!」
「あっはい!ありがとうございます!」
その後…時間帯が昼になり…
スノウはビバルディとアリスに別れを告げてまだ行っていない領土…遊園地に向かった…