第48章 陽光差す刻
輝「大、大丈夫だ…私に構うな。小芭内と炭治郎は無事か…。」
それより直に戦っている炭治郎達を心配する輝利哉さま。
そんな輝利哉さまたちの体を支えながらも槇寿郎はこの衝撃波に不安が過る。
槇(無惨の攻撃がこちらまで飛んできた??馬鹿な…まさか、居場所を気取られるような事はあるまいな…。)
かなたさまが顔を押さえながら口を開く。
「目…目の位置が外れていて確認できません…。」
くいなさまもまた、顔を歪めながらも必死に言葉を紡いだ。
く「夜明けまであと、に…25分です。」
くいなさまの言葉を聞いた輝利哉さまは祈るように声を漏らす。
輝「あと、もう少し…もう少しだ。無惨を逃がすな…。頼む…誰か、戦える子は…。」
祈るように戦いの行方を見守る輝利哉さまたち。
対する炭治郎もまた、懸命に動こうと己を奮い立たせていた。
炭(立て…立ち上がれ…。)
それでも体は言うことを聞いてはくれない。
炭(あああ゙!!息ができない…肺…肺が潰れた…のか…いっ、伊黒さん…どこに…。)
──ガクガク
力が入らず痙攣する体。
横目に逃げていく無惨の後ろ姿が映る。