第46章 想いの連鎖
炭治郎が懸命に技を繋いでいる頃──…
愈史郎筆頭に村田を含む鬼殺隊員が柱や善逸達の治療に駆け回っていた。
そんな中、無惨に斬られた猫が、懸命にじたばたと手足を動かしていた。
愈「茶々丸、大丈夫か。」
拾い上げた愈史郎が茶々丸と呼ばれた猫の斬られた胴体と顔を繋げる。
その異様な光景に村田含めた鬼殺隊員が声をかけた。
「そそそ、その猫も鬼なのか??すげぇ…。」
愈「決戦直前、鬼に出来たんだ。」
そのままじっと茶々丸を見ている村田達。
そんな彼らに痺れを切らした愈史郎が額にピキピキと青筋を浮かべながら、いつもの毒舌口調で言葉を放った。
愈「そんな事より何をボケッと見てる??死にかけてる奴らの手当てをしろよ。本当にグズだなお前ら。」
1分1秒を無駄に出来ないこの状況。
愈史郎に指摘された村田たちはハッと我に返った。
「あ゙ーーっそうだ!!やばいやばい!!」
慌てながら2人は倒れ込んだまま動かない伊之助達に駆け寄った。
「大丈夫か猪!!血清血清!!」
そして村田はカナヲを抱える後藤の元へ慌てながら駆け寄って行った。