第4章 恒例パーティー! レオナ裏
「それでは、次にサバナクロー寮長のレオナ・キングスカラー君から挨拶です。」
『サバナクロー寮長だ。他の寮みてーな規則はねーが、1つだけ守れ。俺のモノには絶対に手を出すな。出した時にはわかってるな。以上だ。』
サバナクロー寮生以外の他の寮生もレオナの迫力に押されて会場がざわついた。
『レオナさん、大人げないっすよ』
『あ?なんか文句あんのかよ?』
『いーや?ただあんだけわかりやすくマーキングしたら少なくともサバナクローの連中はわかってると思いますけどねー』
『手を出す根性があればの話だがな』
鼻で笑うと先ほどまで一緒にいたメグに視線を向ける。そのリボンの舌にはいくつかの噛み跡とレオナの匂いを纏っていた。
Fin