第4章 ON
N side
今日、俺は無性にイライラしていた。
そんな中今日もまた大野さんは俺の家に来ていつものようにぐーたらしていた。
ぐーたらしながら俺たちがでている番組をみながら
O「やっぱさっニノってかわいいよねぇー」
内心嬉しかったけど今日はイライラしてたから
「あなたさぁ!俺の気持ち知らないくせにさ!思わせぶりな態度とらないでくださいよ!いつも冗談で大好きとかさ!...グスッ..ほんとに...しんどいんです!」
「誘って断られた気持ち!わかんないくせに!...」
そう感情にまかせて言い続けていたら、ついに大野さんが口を開いた。
O「断られた時の気持ちさ...最近わかり始めたんだ....こんな気持ち今までなかったっていうのに...だからさ!良く考えたんだ。自分に素直になって。」
O「ニノのことが好き。」
そう言ってくれたとき俺は今まで以上に涙がでた。
「そ、それぇ...グスッ..ホントですか」
そう言ったら顔がふにゃっとなってものすごく優しい顔でうんって言ってくれた。