第21章 AN 3
A side
自分が泣くのはおかしい!から朝顔を引き締めて学校へと行った。
そしたら玄関でニノちゃんと翔君が見つめ合っててその後翔君、ニノ連れてどっか行っちゃったから、俺我慢できなくて走って屋上に行った。
屋上に行く途中涙ぼろぼろ出て息が上がってしんどかったけど屋上なら一人になれるだろうという考えで早く一人になりたかったから急いで上がった。
屋上についた瞬間号泣していると
みゃーみゃーと泣いてる子犬か子猫かわかんないけどそんな声が聞こえてその方向へ歩いていくとその正体はニノでお互い顔を見合わせて『は?』って
俺は翔くんにニノ取られたって思っちゃったから翔くんのことポコポコ叩いてたら、
全然、状況把握してないから翔くん混乱しちゃって走って逃げてった。
ニノちゃんまだわんわん泣いてるから横にいくともっと泣いちゃって
罪悪感がとてつもなかった。
なんで別れたいなんて言っちゃったんだろって
そんな愛らしい彼を見てぎゅーーってしてやると安心したのかとっても嬉しそうで嬉しそうで
あぁこの子は俺がいなきゃだめなんだ
ってその瞬間思ってその手をちょっとでも話しちゃだめだって、生きられないなんて思ってその日は二人で家に帰った。