第21章 AN 3
N side
あーだるっていつも以上に思いながら思い足取りで学校に行くと玄関で仲の良い翔くんに合った。
おはよーって軽く挨拶済ませると翔君が俺の目を見て
S「ニノちゃん!?どしたの!!」
って大声出して言うからみんなこっちに注目しちゃって俺、泣きそうになっちゃって情けないな、なんて思ってたら翔くんに腕を引っ張られて屋上まで連れてかれた。
昨日散々泣いたにも関わらず涙は枯れてなくって、昨日よりぼろぼろでたと思う。
それに翔君の声が優しいから余計泣いちゃって、
翔くんは自分が泣かせちゃった!ってテンパってるし朝から大変だった。
そんな中泣いてる相葉ちゃんがきて顔を見合わせて『は?』って
そっから言い合いになっちゃってよく覚えてない。
自分の記憶が戻った時には横には相葉ちゃんがいて
それが嬉しくてぽろぽろ涙流してるとぎゅーーって今までないくらい抱きしめてくれて
A「俺が全部悪い。ごめん。大好きだよ」
って言ってくれてぱぁぁぁっと自分でも笑顔になるのが分かった。