第5章 最強の味方
刻々と時が過ぎ
木曜日 午前5時30分
影山が日向に対して打ち日向は打たれたボールを返した
(! あの強さのボール、この前までは取れなかったのに)
日向「おいっ手加減すんなっ!」
影山「むかっ」
〜外〜
田中「ヤベー遅刻した〜
遅刻 遅刻〜急いできたら食パンくわえた潔子さんとドーン✩.*˚なんって」
ガラガラガラ
田中「え」
色々なところに打つ影山だが、それをちゃんと返す日向
田中「え…これどのくらいやってんすか」
菅原「俺が来て15分経ってる」
田中「ゲッ 連続っすか?」
菅原「うん」
影山「(…拙い技術を補う圧倒的運動センス…でも)
そろそろ限界だろ!もうこのくらいで」
日向「まだっ ゼェッ ボール 落としてない!!」
影山(このっ…!)
疲れてる日向に対して今1番きつい当たりで遠くにボールをやった
「うわっ性格悪っ!」
影山(しまった つい無茶なボールを)
菅原「…日向の運動能力…中学ん時からすごいよな
それとは別に日向には"勝利にしがみつく力"がある気がする」
(…恵まれた体格…優れた身体能力…
そういうのとは別の武器。
「苦しい。もう止まっていたい。」
そう思った瞬間からの、一歩。
日向、飛雄と出会ってくれてありがとう。
日向のおかげで飛雄は……
扉を開けそうだよ)
日向「ぎっ」
田中「上がった!」
菅原「えっ」
田中「!? トス!?」
菅原「影山がトスを上げた…!?
でも 日向にスパイク打つ気力なんて」
田中/菅原(笑顔!!?)