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◆イケ戦◆武将達と、只々してます◆

第7章 三成の裏の顔。




自慰なんて 現代ではやったこともなかった。


一度信長様の馬に乗せてもらったときだ。

背中に厚い胸板が当たり、振り返れば熱の籠った眼差しで見下ろされる。耳元で低く 夜の誘いの言葉を囁かれた。私は咄嗟に冗談にして返したけど、あれは紛れもなく大人の誘いだった。その夜私は一人濡れる体をもて余した。

それからだ。

男達のそういう誘いは 度々こっそりと申し込まれ、私は体が疼くも 理性が勝り踏み込めなかった。皆 無理強いはして来ない。して欲しいと、願い始めていた…。





どうして…?

唯一そんな素振りすら微塵も見せなかった三成君が、こんな強硬に及んだのか……






─────


「ん──‘’ あぁ 良い匂いですね。」


三成くんは私を組伏して、縛られた腕は頭上に押さえつけられ 髪に鼻を擦り付け匂いを嗅いだ。


「ん───っ あぁ ん───っ”
……いいですねぇ。
…桃香様の匂いが染み付いたこの褥で、
こんな事ができるなんて …幸せです。」

「んんっ〟 いやぁっ」

「暴れるとどんどん食い込みますよ? …さぁ 脱ぎましょうね。」


そう言ったときにはすでに私の腰紐はほどかれていた。軽い寝衣などいとも簡単に暴かれ 胸を晒す。

三成君は吐息交じりに、発情したなげき言葉を繰り返しながら私の胸先を舐めすすった。


「ゃめてぇ ああ ぃやぁぁ…」

「もう逃げられないのですから、
……素直に気持ち良くなりましょ。」

「ん────っ!」



硬く閉じた唇に親指を突っ込み、首を振って嫌がる桃香に構わず唇を重ね舌を這わせた。胸を揉みしだき乳首をつまみ上げる。舌で乳首を捏ねくり回し、反応をその表情から盗み見る三成。そこにいつもの清らかな三成の顔は、塵ほども残ってはいなかった。


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