• テキストサイズ

カラフルCU【気象系BL小説】

第3章 アガット


「なんだよ。俺が掃除したら悪いかよ」
「い、いえ…そんな、ことないです…」

って、そっか。今朝、うちの風呂使っていったんだ。

「掃除道具、どこ?」
「あ、え、いいよ。俺やるから…」

そう言って、立ち上がって風呂場に行こうとしたら、翔くんに強引に止められた。

「いいって!」
「いやでも…」
「俺がやるから!」
「翔くんっ…」

気づいたら…翔くんが俺に抱きつくみたいになってて。
思わず、俺もなんか腰に腕を回して…
抱き寄せるみたいな格好になってて。

はっと二人同時に、そんな状態になってるのに気づいて。
目があって、しばらく見つめ合ってしまった。

「…え…?」

なんか…みるみる、翔くんの顔が…
真っ赤に…赤く染まっていって…
最終的に、耳まで赤くなって

すごく…すごく…
可愛くて…

「翔…くん…」
「なんだよ…」

そう言いながらも、目を逸らさないで。
真っ直ぐに…至近距離で、俺を見つめてくる。

じっとそのままの体勢で抱き合っていたけど…
不意に、翔くんが潤んだ目を閉じた。

「っ…」



これって…

キス

しろって

ことだよね?



翔くんの腰に回してる腕に、ちょっと力を入れて…

ピンク色のふっくらとした唇に…

ゆっくりと唇を重ねた


/ 327ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp