第7章 匂いに酔う【竈門 炭治郎】
「美桜さんこのままで待っててね」
客間を出た炭治郎は風呂の残り湯でさっと自身の陰部を洗うと、桶に残り湯を汲んで美桜の元へと戻った
手拭いをお湯につけて搾る炭治郎に美桜は手を伸ばして
「ありがとう」
……と、受けとるはずだった が、
「俺が拭いてあげる」
そう言うと炭治郎は美桜の後ろに回り、乱れた琥珀色の髪を手櫛でととのえて体の前にたらしす
うっすらと汗をかいている美桜の白い背中が行灯の淡い光の中艶かしく感じた
美桜は全裸のまま正座をしていて、恥ずかしさと緊張感で俯いている
うなじに手拭いを当てて、何度も舌を這わせ噛みつき吸い上げた首を丁寧に拭いていく
うっすらと残る歯形と、しっかりと赤く咲いた所有物の痣が首の上まで沢山散っていて、それを見ているだけで下半身がゾワゾワとさざ波たてる
ふと、目に入った耳は赤くなっていて美桜が恥ずかしがっているのが分かり、炭治郎の悪戯心に火が小さく灯った
しっとりと汗ばんでいる背中を拭きながら、人差し指の爪で背骨をすっ…となぞる
「あっ…」
甘い声を上げ肩甲骨が浮き上がる
「かわいい声がした」
クスクスと笑いながら背中をペロリと舐める
「っ…やだ…炭治郎くん」
うなじの下に舌を這わせ吸い上げ赤い痣を作る
この位置だと着物の襟からは必ず見える…
明日の美桜の着物姿を想像して炭治郎は楽しんでいた
それから炭治郎は背中を拭いては赤い痣を散らして楽しみ
美桜はその度に体を震わせじわりじわりと蜜が滴り落ちていた
腋の下を拭く為に美桜の腕を上げるとピンと硬くなっている乳首が見えた
「あぁっ…」
右手で腋の下を拭き、左手は硬くなっている乳首をコリっと摘まみ上げると
美桜は顎を上げる甘く声を上げる
コリコリと刺激しながら、右手は腋から脇腹へ移動して臍のあたりを拭く
「はっ…あぁっ……炭治郎…くん…」
手拭いを桶に入れると、右手で臍の窪みを撫でそのまま下へと移動して指先が蕾に当たる
「もう こんなに濡れてるよ…」
触れた割れ目は濡れそぼり、膣の入り口に浅く指を入れると蜜がすぐに伝い流れる
「あっ……こんな体に…したの炭治郎…くん…のせい…っ…」
後ろから肩に顎を乗せている炭治郎に美桜は顔を傾けて刷り寄せ喘ぐ