第7章 匂いに酔う【竈門 炭治郎】

体は気だるいのに子宮の疼きは甘く続いていた。太腿の間に体を入れたままの炭治郎が、引き抜いた指にからみつく体液を舐めとるのを美桜はぼんやりと眺めていた




「甘い…」

炭治郎はそう呟くと、内腿に両手を滑らせ割れ目を開くと赤く膨らみ濡れた蕾を口に含み軽く吸い上げた



「っ…あぁっ…やだ……あぁぁっ…」



美桜は思わず足を閉じようとして、炭治郎を挟んでしまう

腰を浮かせるも、炭治郎に腰を捕まれ逃げる事はできずにそのまま充血した蕾は吸い上げられ、舌でころがされ散々悲鳴の様な喘ぎ声を上げ続けて再び絶頂へと昇り果ててしまう



全身が性感体になってしまって、炭治郎が吐く息が肌にかすめるだけで刺激になり体が震えてしまう


それを知っていて、炭治郎は美桜の全身に唇を這わせて赤い花を散らしていく

美桜の子宮はそれでは物足りないと言わんばかりに切なく疼きトロトロと蜜を垂れ流す

もどかしい刺激に耐えられなくなり、炭治郎の顔を引き寄せ美桜から舌を絡めて深い口付けをした

下腹部に当たって硬くなっている欲棒に手をやり触ると、先端が濡れているのが分かった

舌を絡めているのに夢中になっていたが、欲棒に触れると炭治郎の体がピクリと跳ねたのが伝わり今度はしっかりと握りしめてみた






一瞬喘ぐように舌が離れ炭治郎が吐息をもらす

「…はぁ…っ…美桜さん？」




「気持ちいい？…もっとさわっていい？」


炭治郎の顔を見ると、とろけるような顔をして頷いた




炭治郎くんも…可愛い…


炭治郎の口から流れ出ている、二人の混ざり合った唾液を美桜はペロリと舐めとると、抱きしめ合っていた体を離し美桜が身を屈めて炭治郎の欲棒へと顔を寄せる


初めて見る炭治郎の欲棒は青筋がたち、臍へ届きそうなくらい反り上がっていた
先端からは透明の液が滴り濡れていた

美桜はその欲棒を手に持ちペロリと液を舐めてみた

苦い…

「っ…はっっ…美桜…っ…あ」


炭治郎の喘ぐ声が聞こえて、この行為は正解だったと美桜は感じ、先端を口に含み舌で窪をチロチロて舐める


「あっ…っ…美桜さん…ダメ…汚い…っ…」


美桜の髪を掴み欲棒から顔を離した



「汚なくないよ…お願いもっと…したい…っ…」


そう言うと美桜は深く咥えこみ、反り上がる欲棒にねっとりと舌をからめた