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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第28章 幸せな日常




義『勢いも力もあるお前らに足りねぇのは
技の精度 …技の流れ それから冷静さのどれかだ。
誰がどれとは言わねぇが…自覚はあるだろ?』


義慈にそう言われた面々は眉間に皺を寄せた。
それぞれ、自分なりに思い当たる節がある様だ。



義『(恐らく全集中常中 を行冥のとこで
教えて、それから判別するつもりだろうが。)』



考え込む3人を仕方ねぇなと見つめた義慈はの姿が3人によく見えるよう、後ろ側に回り込むと順に力強く背を_パシン。と叩いた。



義『気を引き締めろよ…。
あの程度の鍛錬ででドロドロになってちゃ。
師範はいつまでも満足しねぇぞ?』

杏 実 宇『『『…はい!!』』』


決意に満ち溢れる男達の様子を見ていた柚樹はしのぶの顔を覗き込んで茶化す様に笑う。


柚『しのぶちゃんもだよ?』

し『はい。けど私はもう焦りません。
一つ一つ着実に。それが私の出来ることです。』


愛想笑いまで浮かべて、そう答えるしのぶに柚樹は目を見開いてから心底嬉しそうに笑った。


柚『成長したねぇ…。君が1番変わった。
本当に素敵な女性になったね。』


あんなに焦っていたしのぶは今遠い目標を突きつけられても冷静に考えることが出来るようになった。柚樹はそれがとても嬉しいようだ。

柚樹の優しく声色にほんの少し頬を染めたしのぶは、自分でも思い当たる節があったのだろう。気まずそうに__ポソり。と言葉を放つ。

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