【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「とりあえず…滝…登…あれ?
………割と……登れそうだぞ皆。」
杏「………ぁばっ…っ…根………性っ!!」
実「…っ…ゴボッ!…っ…な”にく”そ”ォー!!」
し「…水…がぁ”っ……私に…逆ら…うなぁ”っ!!」
宇「…ん”っ…ゲホッ…クソっ…負けてらんね”…!」
最後に言われた『滝を登れ。』
という無茶も褒美が最終選別ならば
話が違うと目をギラギラとさせながら
滝を昇る弟子達にはデレッと微笑む。
「どうしよう……堪んない…。
くそたまんない…キュンキュンで死にそう。」
あの必死な姿。推しパレードの私としては
何よりのご褒美だ。と鼻の下を伸ばすが現実は世知辛い。
実 杏 宇 し「「「やっぱり無理だぁっ!!」」」
「………本当に仲がいいな…私の弟子たちは。」
やる気だけでこの異様に激しい滝が登れるのなら、
鍛錬など意味が無いのだ。
揃って__ドボンっ!と滝壺に落ちた弟子達を
引きずり出したは
何やら納得した様子で飄々と次の行動を告げる。
「よし、けど…そうだね。うん。
じゃあこのまま…基礎体力測定するからね。」
実 杏 宇 し「「「今からっ!?」」」
基礎体力測定。
度々行われるコレは
弟子達の練度を図る為のものなのだが、
数値になって現れるソレは明確に勝ち負けがわかる分、意地にもなる。
毎度限界値まで行われるソレに
気が遠くなりながらも、
弟子達はいつもの様に競い合うのだった…。