【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第10章 師範の気持ちと最強武器
一旦落ち着いた一行は
が折った刀を鋼塚に見せていた。
鋼『まあ。これは仕方ねぇな。』
「え、怒らないんですか??」
てっきり怒られると思っていたので
驚いた顔で鋼塚に問いかけた。
すると、こちらも驚いた様子で
お前が折ったのか?と聞く。
はい…すいません。と答えると
鋼塚はペラペラと語り出した。
鋼『どんな折れ方してんのかで
大切にされてたかそいつが弱いか強いか何て
わかっちまうんだよ。』
この剣には癖が全く出てねぇ。
よっぽど剣を使うのが上手かったんだろう。
手入れも行き届いてる。
剣を思って、大切にされてたのがよく分かる。
単純に経年劣化と力にこいつが
耐えられなかったんだ。怒る気にはならねぇよ。
鋼『ようは、打ち直しをサボった
お前の 師範 が原因だが…………。
予備に使ってたんだろう。まあ、仕方ねぇことだ。』
柚『お忙しいところ頼むのも、と思って。
申し訳ありません、鋼塚さん。』
それを聞き柚樹が謝ると
折れた刀を持ち、黙って立ち上がる。
鋼『打ち直して持ってきてやるよ。
予備もねぇと困るだろ。みたらし用意しとけ。』
そう言うと、ふんっと背を向け
こちらのお礼を聞きもせず立ち去ってしまった。
「嵐のような方ですね………。」
柚『今回はだいぶ優しい嵐だったけどねぇ。』
義『まあ、珍しいもの見れて機嫌いいんだろ。』
3人は鋼塚を見送ると、
が作ったお詫びの品を渡しに
救護所へ向かうとこにした。