• テキストサイズ

愛の囁きを。

第5章 Aiba.







先生、今はそういう事にしといて下さいよ




少しだけ。甘えさせて下さいよ。
傷ついた心を癒すには、

もう少し時間が掛かるんですよ。




「イケメン保健室の先生が
 慰めてやるってのに」


「ナルシスト」






相葉くんが好きだった。



笑った顔も、話し声も、
仕草も言動もすべてが好きだった。





貴方が選んだのが、彼女であるならば




私はこの気持ちを素直に消してしまうよ




でも、あともう少しだけ。
この気持ちを思い出として残していたい。







「…本当はね、本当は…好きだったの……」






言えずにいた好きの気持ち。



告げる事が出来なかった好きの気持ち。








あの日、あの時に言えていたなら
今が変わっていたのかな、なんて。










「おう。泣きやんだら付き合えよ。」




「…だから飲めないってば。」










失恋したあとに思ってるんだ。










































 
/ 314ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp