第2章 Love poisonings
実は今回のことは前々から雅紀と計画していた。
俺の家に集まるように仕向けて媚薬入りコーヒーを飲ませ、
買い物に行くふりをして暫く部屋の前で待機。
うちは玄関からリビングまで扉で仕切られているから、
媚薬が効き始める頃合いを見計らって部屋に再び入り、
バレないように予め少しだけ開けていたリビングへの扉から
こっそり覗いていたわけだ。
かなり不恰好だが、これでも苦労した。
まず、家具の配置を変えて、
扉の隙間から見ても二人がどんな風に乱れているかがわかるようにした。
加えて、バレにくいように向こうからは見にくいように障害を置くのには骨が折れた。
そして、媚薬の効く頃合い。
説明書きだけでは心もとないから、
ネットで調べてしっかり時間を計って出歯亀に臨んだってわけ。
苦労した分、いいものが見れた。
翔もにのもお互いが大好きなちょっとした百合っ子だから、
にゃんにゃん見れると思ったんだよな。
案の定、翔はにの攻めるし、
にのは貝合わせ仕掛けるし。
最高に可愛かった。
でも一番可愛くてエロかったのは、
やっぱり俺らの名前呼んでにゃあにゃあ鳴いてねだったところだな。