第6章 ガンゲイル・オンライン
「…お、お嬢ちゃん今のどうやったんだい!?」
「確実な情報ならいくらでも出す!どうした!?」
「貴方今何したの!?」
門から出た瞬間、凄い質問攻めでアワアワとなりながらも、答えを探し、出たのは…
「このゲームって、弾丸予測線を予想するゲームなんですね」
だった。周りにはぁぁぁ!?と言われたものの、そう感じたのを素直に伝えただけだ
「…なにはともあれ、おめでとう」
「あ、ありがとうございます…?これでとりあえず基本的には買えますかね…?」
「それで何買うの?さっき言ってた光剣?」
「うーん、一番安いやつは買うつもりなんですけど…メインはやっぱり、スナイパーライフルですかね。シノンさんのプロフィール見た感じですと、スナイパーライフル使いですし。ヘカートでしたっけ?シノンさんの言った通りやっぱり銃の世界では銃の使いたいですしね」
「スナイパーライフルと光剣…かなり珍しい組み合わせではあるけど…」
「近づいてきたら任せてください!」
普通のスナイパーライフルと光剣を買う。あと弾も
「普通に高いんですね…光剣」
「えぇ、まぁ…」
「中々に軽い…」
振り回してみれば、思っていた以上に軽くブォンブォンと音を立てて暴れる。いつものクセで腰の鞘に収めようとして、ないことに気がつく。柄についていたボタンを押すと剣部分が消滅し、装備の懐に簡単についた。シノンさんが変な顔していたのであはは、と笑って誤魔化す
「あ、そうだ。フレンド登録しない?女の子のプレイヤーなんて珍しいし」
「いいですよ」
ウィンドウが表示される
『Sinonからフレンド申請されました。フレンド登録しますかYES/NO』
Yesを選択する。その後再びウィンドウが現れる
『Sinonからパーティー申請されました、パーティーに入りますかYES/NO』
「え…」
「何?組まないの?お互いのHPはわかっておいた方がいいと思ったんだけど」
「あ、そういうことですか」
YESを選択する。視界の隅にSinonと名前が、その下には緑色のHPバーが表示された
「じゃあ、行きましょうか」
「はい!」
「今日はとある人達と狩りの約束してたんだけれど…それでいいかしら?」
「大丈夫です!でもニュービーの私がいてもいいんでしょうか…」
「えぇ、もちろん」
