第18章 馬鹿騒ぎ【ロー&キッド&ドフラミンゴ&キラー】
「…………きっ、ど…」
キッド
「んだよ…」
「これ、恥ずかしいね」
これ、とは服装の事で、背中と、ドレスにはめずらしい片足横が太ももまで切れ目の入ったもの
大分、恥ずかしい
そして、我々は、ドンキホーテ家の社交パーティーに参加した
キラー
「っ、気を付けろ、人が多い
しかも普段よりな」
「ローが来るって、女の子盛り上がってたもんなぁ」
キッド
「チッ、あいつ来んのかよ…」
王宮の広間に通される
正直私はドフラミンゴに会うならこういうパーティーは嫌なのだ
普段は断っているが、大切な話があると言われ、仕方なくきた所存だ
だって、乱交パーティー?ってやつみたいだってキラーとキッドが嫌気差してうんざりしてたんだもの
(私を誘う男を止めるのに苦労したという理由でうんざりしていたのを私は後日知った)
「ドフラミンゴ」
ドフラミンゴ
「!か!」
取り巻きの女が私を睨む
女
「ドフラミンゴ様、あの方無礼ですわ」
女
「ドフラミンゴ様に向かって呼び捨てなんて!」
女
「やだ、ドフラミンゴ様どこへ…」
ドフラミンゴ
「テメェらは用済みだ。さっさと行け」
そう言って、彼は私の腰を引き、付き添いの二人を撒くようにしてから、自室に連れ込まれた
キーキー言っていた女の人に何かされそうで怖い
ドフラミンゴ
「女がなにかすりゃヴェルゴに頼んで消す
安心しろ」
安心できない言葉を吐いて、彼は私を抱きしめて首もとに顔を埋められた