第20章 ☆??ルート☆ Bad END
響はネックレスが憲吾から貰ったと最初思っていたようで
少し不機嫌そうだったが次の発言はゆりはもちろん憲吾も
驚きを隠せなかった。
『今は取り上げるつもりはねぇ。
けど……これからオレのもんになるなら全ての未練を断ち切れ。
ま、記憶を奪っちまえばそんなの関係ねぇけどな。』
『っ!?』
「っ!?」
『今のお前から奪うつもりはねぇ。
だが、お前はこれからオレだけの女になるわけだ。
それと同時に、Dolceとしての藤ヶ谷ゆりは消える。』
『っ……消えるって……』
「っ藤ヶ谷ゆりは消える……?
ゆり自身の人格まで変えようって言うのか……」
「じゃなーい?
……あ、この後めちゃ響さんに抱かれるけど見る?笑」
「っざけんな……!
何でそんなのわざわざ……」
(さっきから挑発するような物言いだな……
俺を煽って、何しようっていうんだよコイツは……)
「でもさぁ……ゆりちゃんの気持ちも、大事でしょ?
ゆりちゃんがどんなふうだったかさぁ……
さすがに全部無理だからカットしてあるから見てみ!
フルで欲しかったから数千円で売ってもいいよ♪」
「断るッ!!」
(何でゆりがアイツに犯されてるとこ、
見なきゃいけねぇんだよ……)
「はっきり言うなぁ……まだまだ盛んな時期でしょ!」
「っ勝手に決めつけんな……」
そしてジュリが言ったように所々カットされた映像が流れてきた。
『……三船憲吾、』
『っ!?』
『……出たきゃ出てもいいぞ。』
『っ!?』
『もうアイツと話すことはできなくなる。
それくらいの情はかけてやってもいいぞ。』
『っ……出ません。
私はもう、憲吾と別れたんです。もう、
連絡だってするつもりも出るつもりなんて少しも思ってませんから……』
「っ……」
憲吾から連絡が来たとわかっても自ら出ようとはしなかった。そして響が
電話を取り以前憲吾も聞いてしまったあの時に繋がるのだった。
そして電話越しからはわからなかったことが映像を通して伝わってきた。