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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


「っ……でも、一番の原因は俺なんだ…俺のせいなんだッ!
俺が事務所に押しかけなければ、
ゆりはさっきアンタが言ったみたいに東郷宙から情報を聞き出して、
圭吾たちに有力な情報が得られれば最終的には
ゆりの危機も救う事になってたかもしれない……
だから俺がもっと……冷静になって考えていればこんな事には……!」

「……。」


憲吾は涙を流しながら顔を俯かせた。剛太はただ憲吾の背中を
軽く叩いてやり憲吾の話に口を挟むことはなかった。


「っ試合の日……ゆりは俺に『信じろ』って言った……。
今思えば……東郷とは上手くやるから
俺に余計な心配はするなって意味だったんだ……。
ゆりが俺に別れようって言ったのも、

組織のことを解決する為だって……そう思うようにしてれば、
ゆりが連れて行かれることもなくてゆりが死んだか
生きてるかなんてならず家族やみんなにこんな辛い思いを……っ……
させるはずなかったんだ……」


憲吾の涙はどんどん制服のズボンに落ちていき色が濃くなっていった。
そして剛太は少し間をあけ重いその口開いた。


「三船……」

「っ……」

「お前も、辛かったな……でも、お前のせいじゃない。
度重なる不幸が重なって……こうなっちまったんだ……。
確かに、お前にもこうなった要因はあるかもしれないけど……
俺や櫻井さん、それに葛木さんたちにもこうなってしまった要因はある。

だから、三船がさっき言ってたように俺らのせいでもあるんだ。
三船ひとりのせいじゃない。これだけは、分かってほしい……」


「っ……荒木、さん……」

「っ……そ・こ・は!
荒木せ・ん・せ・い!……だろッ!」_バシッ!

「っ!」
(ってぇ……やっぱり仮面ティーチャーなだけあって力つよ……)


剛太は突然憲吾の背中をバシッと叩いた。
先程まで優しく撫でていたのが嘘のようだ。
だが剛太は少しふざけた雰囲気から再び真剣な眼差しで憲吾を見た。


「……三船、お前が言った……
ゆりは生きてるって話、どう言うことなんだ?
ただ現実逃避でそんなこと、言わないもんな……?」

「っ……荒木、先生……」
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