• テキストサイズ

藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


「ぅん……ちょっと、席外してもいい?」

『……別に、ゆりがそうしたいなら構わないわよ。
私たちも盗み聞きするつもりはないから。』

「うん、ありがと……ちょっと自分の部屋行くね……」


ゆりはスマホを持って自室へ向かった。そしてドアを閉めると
先程かかってきた剛太の番号に電話をかけてみることにした。


「っ先生……」_プルルルル…


ゆりが待っていると剛太は3コールほどで電話に出た。


『っもしもし……』

「っもしもし……!あの、荒木先生ですか?
私です、ゆりです……」

『っゆり……!
っよかった、ゆりの番号で合ってたんだな……』


電話越しからはホッとしたような剛太の声が聞こえてきた。


「っあの……何で先生が私の番号……」

『っあぁ……実は、田澤が俺に教えてくれたんだ……
意図はよくわからねぇけどな……』

「っジュリさんが……?」

『あぁ……それに、俺らの写真はアイツが言うに手違いで
東郷に渡したみたいなんだ……その詫びに、お前の連絡先をくれて……』

「っジュリさん、いつの間に私の番号を……」

『アイツからしたら、個人情報漁るのは簡単らしい……
俺も半信半疑だったけどまさか本当にゆりと繋がるなんて……』

「っ私……すごく不安だったんです。
先生まで本に載ったことで、多大な迷惑をかけてしまったって……」

『っゆりは何も悪くない!
それに、俺より辛いのはお前のほうだろ?
俺は大事になる前に謹慎になっただけだから心配すんな。
クラスだって、副担任の中島先生に任せておけば何も問題ないから……』

「っけど……!
私のことが原因で先生は……先生に、
助けられてばっかなのにこんなことになって……本当にごめんなさい!」

『っゆり……』

「っ先生に、ちゃんと謝りたかった……それと、
お礼も言いたいって思ってたんです。
こうなってしまった以上、私たちが同じ教室でいる事なんて難しいから……」

『っ……あぁ、そうだな。
俺だって本当は戻りたい。けど、今の状況じゃな……他の先生方が許せても、
他の生徒や保護者は許してくれないだろうから……』

「っ……」
(やっぱり、私のせいで先生にまで迷惑を……)


ゆりは目に涙を浮かべた……。
/ 1590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp