第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
そして時刻はあっという間に19時を回ろうとしていた。
剛太は受け取ったメモを手に取りスマホを取り出した。
「……これ、本当にゆりの番号なのか?
けど、わざわざ嘘の番号渡す意味はどこにもない……とにかく、
かけてみないことには始まらないか……」
電話番号を入力する剛太、だが案の定ゆりが電話に出ることはなく
留守電を入れるようアナウンスが流れてきた。
_ピー『ご用件のある方はメッセージをどうぞ。』
「っ……ゆり、荒木だ。
突然電話して悪い。今大変なことになっているけど大丈夫か?
俺は謹慎くらってるけどそれ以外は何もない。
……もしこれが本当にゆりの番号なら折り返し連絡してほしい。」
剛太はできるだけ手短に要件を伝え電話を切った。
そしてゆりから折り返し連絡が来ることを祈った。
「っゆり……」
ゆりside
キラがまだ夕飯の支度をしてる頃、ゆりはまだソファーの上に座っていた。
そんな中突然知らない番号から電話がかかって来た。
_プルルルル…
_ビクッ!「っ!?」
(誰……?登録されてない知らない番号……)
『ゆり?涼介さんとかじゃないの?』
「っうん……知らない番号……」
『知らない番号なら、今出る必要性はないわ。
放置でいいわよ。後で調べてみましょ。』
「っうん……」
しばらく鳴り続ける電話、ゆりが切れるのを待っていると……
_ピー『……ゆり、荒木だ。
突然電話して悪い。今大変なことになっているけど大丈夫か?
俺は謹慎くらってるけどそれ以外は何もない。
……もしこれが本当にゆりの番号なら折り返し連絡してほしい。』
「っ!?」
(嘘……何で先生が私の番号……実家ならまだしも、何でスマホの……)
『っまさか荒木先生!?
予想外すぎる相手なんだけど!?』
まさかの着信相手に驚きを隠せないゆり、
ユウも驚いた様子でスマホの画面を見た。
電話が切れゆりはスマホを手に取った。
「っ……」
『何で先生がゆりの番号知ってんのよ……』
『っさぁ……ゆりちゃん、とにかく折り返しかけてみなよ。』
「っ…ぅん……」