第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「あぁ、そうだな……」
圭吾の言葉に少し言葉を詰まらす憲吾、
組織のことが解決したら元の関係に戻れるのか不安で仕方なかった。
宙の言う通り、ゆり自身が戻ることを拒むことを……
「今は少し、辛いかも知れないけど今乗り越えればきっと未来は輝いてるよ。」
「っ……ありがとな、」
「……。」
そんな中ずっと憲吾と圭吾の話を聞いてた勇吾は
眉間に眉を寄せながらじっと憲吾を見ていた……。
そして車はレストランに着き3人は車から降りた。
「このお店のいいところは予約なしでも入れることなんだよね。
でも予約したほうが2回席とか良い場所に座れるみたいだよ。」
「俺に今後とも縁のなさそうな店だな……」
「お前、見た目からして怪しいもんな。」←
店を見上げる勇吾に毒を吐く憲吾、圭吾はやれやれと苦笑いを浮かべながら
2人を連れレストランの中に入った。
そしてレストランに入ると憲吾は
予想だにしない人物たちと鉢合わせることになるのだった。
_カランカラン「……すみません、予約はしてないんですけど3人で座れる席はありますか?」
「いらっしゃいませ、1階席の窓際でしたらすぐご用意できます。」
「ありがとうございます、それじゃそこでお願いします。」
「かしこまりました。お席にご案内いたします。」
受付スタッフは3人をテーブル席へ案内した。
「憲吾、窓側座っていいよ。
景色も綺麗だし。」
「ぁ、あぁ……」
(相変わらずガキ扱いだな……新幹線や飛行機で窓側に座らす親かよ。)←
そんなことを思いながら席に着く憲吾、
ちなみにその隣席は予約テーブルになってるようでそのお客はまだきていなかった。
だがメニューを見始めた時に予約していたであろう
男性3人組が隣のテーブル席にやってきた。
「おいおい、こんな洒落っ気ある店って聞いてねぇぞ。」
「てっきりお洒落なバーとかって思ったから超意外っすよ」
「俺が気に入ってる店行きたいって言ったのはお前らだろ。」
「はいはい、奥さんとの惚気思い出話でも聞かすつもりっすか先生?笑」
「ばっ!ちげぇよ……」
「……?」
(この人たちの声、どこかで……)
憲吾は聞いたことあるような声に思わず後ろを振り返った。
するとその先には……
「……っ!?」
「ん?憲吾、どうした?」
「「……?」」
