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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


「っ……」

「っゆり……」


顔を再びあげるゆり、
剛太はゆりがどんな決断をするのか固唾を飲み込んだ。


「私は、1日でも早く銀狼のことを解決したい……」

「っ……ゆり……うそ、だろ……」


ゆりがジュリの手を取る、
剛太はそう思った瞬間に足の力が少し抜けるのを感じた……。


「んじゃ、オr「けど私は先生たちと居たい……先生たちを信じたい……」
……オレらじゃなくてそっちの手を取るの?」

「っ……考える、時間をください。
今日は先生に宙さんから貰った情報を伝えに来たんです……
だから、せめて今日だけは……」

「っゆり……」

「……わかった、ちょっと攻めすぎたね……いいよ、時間をあげる。」

「っ……」

「オレもゆりちゃん好きだからさぁ……いい返事、待ってるね?」


ジュリはそう言うと2人に背を向け歩きはじめた。
そしてその場にはゆりと剛太の2人だけとなった。


「ゆり……そんなに悩むほどなのか?
俺ら、そんなに頼りないか……?」

「っそんな、こと……でも、ジュリさんのほうが組織に近いのは事実です。

私には、時間がないのは確かなんです。

先生も、千鶴と愛美の話聞いて私がどんな状態で、グループがどんなん状態か
少なからずわかってますよね?」


「っ……あぁ……」

「今の状態が続けば、グループは崩壊します。
問題ある私ひとりが抜ければ全て解決、ってわけにはいかないんです……」

「ゆりは、ツアーが始まるまでには解決したいって思ってるんだよな?」

「それに越したことはありませんよ……だって、
北京であんな大成功収めることができたのに自分の国では大コケって、
洒落にならないじゃですか……」

「っ……」

「先生や櫻井さんは、私たちを助けてくれました……でも、
また前回と同じように無事に解決できる保証はない……」

「っ……悔しいけど、そうだな……特に俺は、何もできない……
情報を櫻井さんに渡すしか俺には……!」


剛太は自身の無力さを突きつけられたような気がした。
ゆりは自分を信頼してくれているが
一方で完全なる信用はしていないと言う事実が剛太の胸に大きく突き刺さった……。
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