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鬼滅の心得 【鬼滅の刃】

第4章 柱合会議



「お水を飲んだ方いいですよ
鎮痛剤が入ってるので
少しは楽になります」

炭治郎の口元に小さな瓢箪が
あてられ水を飲ましてゆく

「俺の妹は鬼になりました。
だけど人を喰った事はないんです!
今までも、これからも
人を傷つけることはしません!!!」

水を飲んだ事により話せるように
なった炭治郎は頑張って話すも

イ「くだらない妄言を吐き散らすな
身内なら庇って当たり前。俺は信じない」

ヒ「ああ…鬼に取り憑かれている
早く哀れな子供を殺して
解き放ってあげよう」

伊黒、悲鳴嶼は聞く耳をもたない

「聞いてください!俺は禰豆子を
治すために剣士になったんです
鬼になって二年以上前のことで
その間人を喰ったりしていない!!」

それでも懸命に反論するが
炭治郎の言葉は届かないー

ウ「話が地味にぐるぐる回ってるぞ
人を喰ってないこと
これからも喰わないこと…口先だけでなく
ド派手に証明してみせろ」

そんな中1人ポツリと呟く

カ「あのぉ、でも疑問があるんですけど
お館様がこの事を把握してないとは
思えないです」

甘露寺は言いにくそうに続ける

「勝手にしちゃっていいんでしょうか?
いらっしゃるまで待った方が…」

「「「………」」」

その言葉に他の柱も黙ってしまった

「妹は俺と一緒に戦えます!
鬼殺隊として人を守る為に戦えるんです!」

「オイオイ、
何だか面白いことになってるなァ」

叫んでいるとまた別の声が聞こえ
隠の隊員が慌ててやってくる

「困ります!不死川様!
どうか箱を手放してくださいませ」

そちらを見れば禰豆子の入った箱を
片手に持ち上げている男

「鬼を連れてた馬鹿隊員は
そいつかいィ。どういうつもりだァ」

風柱・不死川 実弥



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