第2章 イソップ・カール
次の日昨日あったことをトレイシーに話すと
『え!絶対イソップ先輩、愛染に気があるって!だって噂によるとあの人ANEW組のメンバー意外とあまり話さないらしいし、女の子なんて特に一線引いてるみたいだからさ!』
「そうなのかなあ。でも素直に嬉しかったんだよね」
『ふふふふーん恋ですか~愛染殿~??』
「もートレイシーからかわないでよ」
次のサークルは明後日だ。
とってる授業も違うしサークル以外で会えない。
それが少し寂しいと思った。
相変わらず門の前が騒がしい。
チラッと覗くとそこにはANEM組の3人そしてイソップ先輩の姿もあった。
イソップ先輩と目が合ったが逸らされてしまった。
気付かなかったのかな?それともファンの子達がいたからなのかな。
とかそういうことばかり考える。
きっと私は初めてあった時からイソップ先輩に惹かれてたのだろう。