第11章 海常高校戦:番外編
【初めての夜】・・・バレンタインと甘いお仕置き
真弓子『先輩、はいどうぞ』
笠松「おっ、サンキュー」
真弓子がかわいいリボンのかかった箱を笠松に差し出すと、笠松は嬉しそうに笑いリボンをほどき箱を開けた
中に入っていたのは真弓子お手製のバレンタイン用のチョコレート
笠松はチョコレートを1つ摘むと口に頬張った
手作りとは思えないほど美味しく、笠松は2個目を掴んで口に入れようとした
真弓子『先輩、今日だけですよ。2個食べてもいいのは。明日からは1個にしてくださいね。チョコレートを食べたら直ぐにニキビが出来るんですから、先輩は』
今日はバレンタインだから特別ですと微笑む真弓子に笠松はドキッとしてしまった
笠松は手に持ったままのチョコレートを見つめ考え込むと、真弓子を手招きした
真弓子『なんですか?先輩』
近づいてきた真弓子は、有無を言わさず笠松の膝の上に座らされた
笠松「真弓も食べてみろ。ほら・・・」
笠松は持っていたチョコレートを真弓子の可愛い口に入れてやった
膝の上に座らせられ、笠松の手でチョコレートを食べさせられた真弓子は、真っ赤になりながらチョコレートを味わった
真弓子『んっ♪美味しく出来てる』
真弓子が自分の作ったチョコレートに満足していると、笠松に顎を持ち上げられ上を向かされた
笠松「俺にもくれ・・・」
笠松は真弓子の唇に自分の唇を重ねると、真弓子の口の中に舌を入れて溶けかけのチョコレートを絡め取った