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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第9章 海常高校戦:延長戦③




黄瀬「痛いっす、先輩・・・仲いいのは本当でしょ。現にまだ真弓子ちゃんを抱き締めたままじゃないっすか」

「///悪い・・・抱き心地よくて、つい・・・」

涙目で睨みながら指摘され、笠松は真弓子を抱き締めたままなことに気が付いた

苦笑いを浮かべた笠松は名残惜しそうに真弓子の身体から離れた



真弓子『///いいえ・・・』

クラスメイト(((本当、仲のいいことで・・・アツいアツい・・・)

顔を赤くして俯いた二人を見て、クラスメイトは心の中でため息をついていた





黄瀬「ところで先輩、1年の教室で何してんすか?」

笠松の蹴りからようやく立ち直った黄瀬が改めて聞いてきた

笠松「ああ、忘れてた。今日、小堀たちと買い物に行くからクラブには顔出さないから。終わるまでには帰ってくるからそんな顔するなって」

笠松の言葉を聞いて真弓子が寂しそうな顔にしたので、笠松は真弓子の頭を撫でてやった



真弓子『///はい・・・』

真弓子がはにかみながら返事をすると笠松は安心して教室を出ていった

黄瀬「あ~暑い暑い。今、夏だっけ?」

黄瀬がニヤニヤしながら真弓子をからかうと、クラスメイトたちも一斉に手で顔を扇いでいた



真弓子『///涼ちゃんもみんなもいじわる。知らない!!』

真弓子は真っ赤になった頬を押さ、教室を出ていった





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