【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】
第13章 海水浴へGO!
蘭ちゃん達の護衛は任せたと告げて光彦達と先に場所取りに行っている博士の元に向かった彼。その後ろ姿を今すぐにでも追いかけたいのに女性陣の事を頼まれてしまっては動こうにも動けずにいる安室さんと沖矢さん……ハハハ…本当この二人が揃うと面倒だぜ…。
コ「……あ、でも今日の悠さん…いつも以上に大人の男の人っていうか、色気みたいなのがすごかったから逆にナンパとかされ「僕行ってきますッ。後はよろしくお願いしますね!」……昴さんは行かないの?」
沖「行きたい気持ちはやまやまですが、蘭さん達の事も任されてますし…彼が行くなら問題ないだろ」
コ「そ、そっか…(今少しだけ素が出てるけど!?…大丈夫かよ…)」
俺の心配をよそに漸く出てきた女性陣の姿を目の当たりにすれば確かに護衛が必要だなと思いながら蘭が他の皆は?と昴さんに問いかけていた。
沖「悠さん達は先に場所取りしてくださってる阿笠さんの元に行ってます。僕は女性方のボディーガード、ってところですね」
園「なーんだ、一番にこの園子様の可愛い水着を披露してあげようと思ってたのに!」
蘭「もお、園子ったら。京極さんに怒られるよ?」
園「えへへ。さてと、それじゃあ私達も行くわよ!!」
相変わらずの園子に呆れた表情をする蘭と同様に俺も空笑み浮かべ、とりあえずいつまでもこの場に居ては海に来た意味がないので先に行ってしまった悠さん達の元へと向かった。
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光彦君達を連れて先に阿笠さんの元へ向かう途中向けられる視線。だがそれも俺と手を繋いでいる光彦君と元太君のおかげで遠目に見られる程度で済み、子供の存在は偉大だと感謝して視界に入った阿笠さんの姿にホッと胸を撫で下ろす。
阿「おお、蒼井君。他の皆はどうしたんじゃ?」
『あんま大勢で更衣室前に居ると変に目立つんで、向こうは昴達に任せて阿笠さんの手伝いでもしようかと』
光「僕たちも手伝います!ね、元太君!」
元「俺は今すぐ泳ぎ行きたいぞ!」
俺の申し出に助かると笑顔を浮かべる阿笠さんに笑んで返し、ビニールシートが敷かれた側にパラソルをさしたりと準備しているとよほど泳ぎたいのか元太君の声に阿笠さんが此処はいいからと笑顔で言ってくれたので元太君達を連れて浜辺へと向かった。