第1章 ラノベ好きな彼女の秘密(黛千尋)
征十郎「おい、。練習メニューの変更について、少し相談したいことがある。ちょっと来てくれ。」
「征十郎!今行くね。
ああ、ごめんね。千尋さん。また放課後だね。」
赤司が頼る、数少ない女子は俺のかわいい彼女。
‥なんだが、どうも俺が話しているとレギュラーメンバーの誰かが邪魔をしてくる気がしてならない。
特に赤司。こいつは帝光中時代から、仲が良かったらしい。
と同中とか羨ましすぎる。まさにチートってこういうことだよな。
小太郎「ちゃん!次のオフ、水族館行かない?魚とか好きって言ってたよね!チケット貰ったんだ!」
千尋「駄目だ。俺の彼女を誘うな。」
と、が返事をする前に葉山を牽制する。
はガードも緩々だからな。
「私、魚好きなんですけど。千尋さんが嫌ならやめておく。ごめんなさい、小太郎先輩。」
小太郎「はぁ‥じゃ、仕方ないかぁ。黛さんの事、ちょっとだけ恨むからね!」
落胆した様子の葉山をみて、安心した。
いや、恨まれるらしいが。
と、まぁモテ過ぎる俺の彼女。
そんなには、俺しか知らない秘密がある‥‥
それは、”BLを好むこと”。俗に言う腐女子らしい。