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緑間のバスケ【黒子のバスケ】

第36章 オレのオンナだ





『あ、あっ・・・・だめぇぇ・・・またっ・・ぁぁぁっ!!』


「っ・・・・くっ!」



本日3度目の絶頂を迎えた花子は、ビクンと身体を震わせながらその場に倒れこんだ。その弾みでさっきまで鞘に収まっていたソレが硬さを保ったまま抜けた。


そしてこのとき初めてオレたちは布団も敷かず畳の上でことに及んでいたことに気がついた。



「悪い、身体痛くなかったか?」



どちらかといえばここで煽り出した花子の方が悪いような気がしたが、ここに愛があるとは言えいつもより少し乱暴に抱いてしまったことへの罪悪感は心の片隅にあった。


肩で息をする彼女は黙ったままこちらを向く。前髪は汗でへばりつき、滑らかな頬はこれでもかというくらいに紅潮していた。



『痛くないよ。それより真ちゃん、』


「なんだ?」



花子の肩を抱き寄せようとした瞬間、くるっと体勢をを変えた彼女はそのままオレの欲棒を少し強めに握った。


突然のことで思わず恥ずかしい声が自分の口から漏れる。



「おい、何してるんだ!やめるのだよっ!」


『だって、まだイってないよね?』



首を傾げながら可愛いらしい表情とは裏腹に、添えられた手は上下に動かされていた。声を荒らげて辞めるように言っても、構わずに花子はその行為を続ける。


決して触られたくないわけではない。
ただオレは今まで花子にそれをさせなかったし、今後もさせるつもりは1ミリもなかった。


強引に花子の手を離させることだってできる。できるはずなのに、やはりそれ・・・所謂手コキがとても気持ちよく、させたくはないくせにその手を引き離すことができないのだ。



「・・・っく、やめて・・・くれ!」



口ではそう言っているが、身体を正反対でそれを受け入れていて。



『強情だなぁ真ちゃん。もっと、良くしてあげよっか?』


「は?オマエ、何をっ!!」



花子はニヤリと妖艶に笑うと、そのままその反り勃ったモノをまるで美味しいものを食べるかのように口に頬張ったのだ。


花子。
オマエにそんなことをさせたくはないんだ、そんなことを思いながらも、目の前がチカチカとするような快感に、オレは身を委ねる他なかった。


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