第36章 オレのオンナだ
しかし、オレの心配をよそに花子は下からぎごちなく腰を打ち上げた。不意に訪れた刺激に、甲斐性もなく声が漏れそうになった。
こんなことは初めてで、やっぱりいつもの花子ではない。もちろん嫌な気はしないし、むしろ興奮さえしているが、心配な気持ちもまだいくらかは持ち合わせている。
『んっ・・好きにしてイイよって言ったでしょ?』
我慢しないで。
小さな手がオレの両頬を包み込み厭らしく指を這わす。それだけでオレの身体はゾクリと震えた。そしてどちらともなく、貪るようなキスが始まれば荒い息が漏れる。
そしてとうとうここで本当にオレの理性はプツンと音を立てて切れた。甘いキスを堪能したあとは、花子の細い腰を掴みパンパンと激しく打ち返す。
『あぁぁぁんっ・・・・・あ、あ、・・・・・んっ、』
「オマエが煽ったんだ。バレたくなかったら、声、我慢しろよ。」
花子の可愛らしい嬌声は、それだけでイキそうになるほど良いものだが、隣の部屋に高尾がいる以上それは聞かれたくなかった。
それは、合宿中にこんなことをしているのがバレたくなかったからではなく、花子の乱れた声を他の奴になど聞かせたくなかったからだ。
・・・コイツはオレのオンナだ。
そんな独占欲からくるオレの願いだった。
『んっ・・・んんっ・・・、ひゃぁんっ!』
付き合って約1ヶ月。今までのもどかしさを埋めるかのようにオレたちは何度も何度も身体を重ねていた。そのおかげもあり、花子のイイトコロはもうとっくに知っていた。
ソコをめがけて突けば、花子はより一層甲高い声をあげて、背中を弓なりにする。
うっすら瞳には涙を浮かべ、口元にはだらしなく涎が垂れる。規則的に打ち付ける度に形の良い胸が揺れ、揺れる両乳を鷲掴みにして激しく揉みしだいた。
『あぁぁっ・・・んんっ・・・しんちゃ、・・・も、う・・・・んっ、だめっ』
「・・・イケよ。」
『っ・・・あぁぁ、イクっ・・・・っいやぁぁぁんっ!!』
「・・・くっ!!」
一際大きな声で鳴けば、花子のソコはヒクつき更に締まる。ヤバい、そう思い欲棒を引き抜いた刹那、白濁液が花子のお腹の上で散らばった。