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緑間のバスケ【黒子のバスケ】

第36章 オレのオンナだ






『真ちゃんも・・・服、脱いで?』



私だけ裸なの嫌だよ、と花子はオレのシャツに触れる。オレは矢継早に秀徳のTシャツを脱ぎ捨て、組み伏せたまんまの花子に再び口を付ける。


チュっというリップ音を立てながら触れるだけのキスを何度か交わしていると、ズボンをクイクイと花子に引っ張られる。


多分これを脱げということなのだろう。
右手をベットにつけ上半身を支えながら、器用に反対の手でズボンを下ろす。



『全部脱いで、』



最後の砦ででもあるボクサーパンツまで脱げと言われ、こちらも直ぐに脱げ捨てる。産まれたまんまの格好で2人重なり合えば、ドキドキといつもより少し早い花子の心臓の音が聞こえてくる。


もしかしたらオレの心臓の音も花子には聞こえてるかもしれない。そう思ったら、かっこ悪い気がして少しだけ恥ずかしかった。


花子が控えめに足を広げたとき、ソコからはまだ触ってもいないというのにクチャという水音が聞こえた。



『もう、挿れて。』


「は、まだ慣らしていないだろ。」


『大丈夫だから、』



花子は眉を下げて笑う。
何が大丈夫なんだ、と聞くよりも先にオレの欲棒に手を添えると自ら秘部へと誘導した。



「・・くっ・・・・、待て・・・・・っ、」


『・・あっ・・・・んっ、』



やめろ、ゴムだってまだじゃないか。
そう言いたいはずなのに、一気に飲み込まれてしまったソレは素直で、その快感からは逃れられない。


既にソコは熱帯びて、グチョグチョすぎるほどに愛液が溢れていた。慣らさなかったこともあってか、いつもよりも狭く感じる。


結果、キツく締りの増したソコへ挿れただけで、目が眩みそうなほどの快感がオレを支配し始めた。


目の前の花子はそれはもう艶やかな顔つきで天を仰ぎながら、痛みなのか快感なのかは分からないが悶えるような表情をするから、オレのソレは脈打ちながら一回りも二回りも大きくなった。


「っ・・・・・、大丈夫か?」



激しく打ち付けてめちゃくちゃにしてしまいたい衝動をかき消しながら、花子のスベスベした頬を親指の腹で撫でる。

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