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緑間のバスケ【黒子のバスケ】

第25章 情けない







『うぅっ、・・う、・・・っ、』



「だい・・じょぶか?」



『ん、・・少し痛い。・・でも大丈夫。』




真ちゃんの熱帯びたソレを全て受け入れることができたと同時に、やはり凄まじい痛みが私を襲った。


・・・真ちゃんとひとつになれた。
痛みはあるが嬉しくて、すぐ側にある真ちゃんの顔を見ると、彼も何かに悶えるような表情をしていた。


・・・ひょっとして、男の子も痛いのだろうか?



痛みに慣れてきたころ、真ちゃんの頬に右手を添えながら問いかける。




『・・真ちゃんっ。・・痛いの?・・辛そうな顔、してる』




頬に添えた右手を今度は真ちゃんがその手を取り包むように握り返してくる。



「いいや、違う。・・・すごく気持ちいいんだ、」




頬を赤らめて真剣な眼差しな真ちゃんは、すごくかっこよく見えた。かっこよすぎて思わず目を逸らしそうになる。




「・・・オレだけ、見てろ。動くぞ。」



その一言を合図に真ちゃんが腰を打ち付け始める。



『ひやぁんっ、・・はぁんっ、はぁ、はぁんっ、んっんっ、』




初めこそ痛かったが、真ちゃんが動く度にそれは快感にかわり、みるみるうちに甲高い声が止まらなく出てくる。




『あぁんっ、はぁんっ、・・あんっ、』



「うっ!くっ!・・・気持ちいいっ・・、」



次第に真ちゃんからも余裕のない声が漏れ始めた。

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