第25章 情けない
「ほんとにいいんだな?」
オレの問いかけに花子は目をかたく閉じながら頷いた。
バスでみた夢と同じ状況だ。
ベットの上で下着姿の花子に跨り、建前を並べる。しかし既にもう余裕などなく、下半身は鞘を求めて熱帯びていた。
『恥ずかしいからあまり見ないでね。』
「あぁ、分かった。」
ここもまた夢同様に建前上返事をした。
寝転ぶ花子に覆い被さるように跨り、頬に触れながら口付けを落とすと花子から甘い吐息が漏れ始めた。
『・・っ、ん・・・、』
唇を離し、白い首筋に再び舌を這わす。花子はうっすら瞳に涙を浮かべながら、嫌がることなくそれを受け入れた。
『・・・しん、ちゃ、・・・んっ』
「くっ、」
名前を呼ばれただけでオレの下半身はバカみたいに反応した。首筋を一通り舐めあげると花子からもどんどん甘い声が漏れ始めた。
上の下着を剥ぎ取りキレイな胸を優しく揉む。初めて触るそれはとても柔らかかった。そして事前に勉強していた通り、突起部分を優しく摘むと花子は気持ちよさそうな声を出した。
『・・・あんっ・・・んっ、』
「・・・・・可愛い、」
素直に思ったことが口から出た。もっと花子を鳴かせたい、そんな男心がどんどん刺激されていく。
反対の突起部分を舐めるとまた花子の可愛い声が聞こえてきた。
『はぁっ・・・、んっはぁ・・・、んっ。』