第1章 出会い
美香「夏海夏海ー!こんなところにいた!一緒に帰ろー!」
夏海「あ、ちょっと待って」
美香「あれ、お取り込み中?」
すげー良いタイミングで来たな美香、ごめん、ちょっと待っててね。
寺島「あ、ごめんね、早く帰らなきゃいけなかったりする?」
夏海「いえ、大丈夫ですよ」
寺島「じゃあ、ここだとなんだし部室まで案内するよ」
美香「え?なになに?夏海帰宅部だよね?」
夏海「また今度詳しく話すよ。今日は先帰る?」
美香「いや、待ってるよ。」
寺島「じゃあ君も一緒においで。一人で待ってるのもなんだしね。」
美香「じゃあ、お言葉に甘えて!」
夏海「何かすいません...美香まで...」
寺島「気にしないで、大久保さんに声かけたのはこっちなんだし!」
───ん?なんで私の名前知ってるんだろ。そんなに目立ったことしてないんだけどな。