第1章 出会い
キヨ『どーも、キヨでーす』
ヒラ『最俺のヒラです』
『え、う、ぇええ…?』
頭がちっとも追いつかない。誰かにぶつかったと思えばヒラだったし。
なんか叫びながらこっち来た人がキヨだったし。
今から会うというのに、、喜びと驚きで微妙な感じ。
ヒラ『さっきね、当たっちゃった。この子が走ってて。』
キヨ『え?それ平気なのかよww
てか走ってたって事は…なんか用事があったんじゃないの??』
はっ!私はここで迷子になってたんだ。
もたもたしてる暇はない。道を聞いて、ブースに行かないと。
『すいません。そうでした。この後、生放送を見に行かないと行けないんです。道を教えてくれませんか』
キヨ『なるほどね』
ヒラ『でもさ、この後の生放送って最俺だよね?
俺達も行かないと』
キヨ『お?と、いうことは……』
キヨがニヤリと笑い、こちらを見つめてくる。
も、もしや。。。
キヨ『あんたも着いてきて』
そうきたか。なんて考えていると、キヨは私の腕を掴んで走り出そうとする。