第23章 ご城下らぷそでぃ【S×O】

「…あ、あっ、あ、ああっ…」

私の上で、さとが踊る…
細い腰をくねらせて…

すっかり私の形に沿ったさとの中は、熱く締め上げるように私に絡み付く。

「…ん…はぁ…あ、さと…」
「…ああ…翔さま、さとは…さとは上手く出来て…いるで、しょうか…」
「さと、とても気持ちいい…もう、達してしまうぞ…」

その間も、さとは貪るように腰を振り、快楽を求める。


始めのうちはまだ恥じらいを残していたさと…今はただ、貪欲に高みに登り詰めようとしている…

なんだか、置き去りにされている気がして…

夢中なさとのその腰を両手で抱え、下からひとつ、思いきり突き上げてやった。

「あああっ///」

不意の衝撃に、さとは倒れそうになり私の胸に両手をついた。


……視線が…絡み合う……

さとの眼は、熱を帯びて潤んでいる。

その眼に誘われるように両手を伸ばし、平たき胸に並んだ粒を二本の指で摘まんだ。

「ひゃあっ…」

それだけのことで、さとの後ろは私を包んで締め付けた。


「さとっ…」

我慢できずに身体を起こし、さとの肩を掴んで片膝を立てた。

すると、馬乗りになっていた身体は、向きを変え、私の間に収まった。


…………組み合う脚の間……
しっかりと結び付いたままの己と……

さと……


「…さと、すまぬが、もう我慢がならぬ…このまま行くが、良いな？」

「……はい…」

消え入るようなさとの返事を聞き、私はさとの太腿を抱え、背中を抱き寄せ、激しく腰を振った。


………もう、波はそこまで押し寄せていたのだ…